ノープリントプライス

April 29, 2019

いわゆるオープンプライスのこと。

メーカーさんが「希望小売価格を設定しないからいくらで売っても構わないよ」と言っているお値段に付く表現です。

つまり

「売る人が自由にお値段設定するから、実際にいくらなのかは現地で確認してね」を意味する用語です。

 

希望小売価格は、メーカーさんが「この商品はこの値段で売って欲しいな」と決めた価格。
基本は、このお値段に対して値引き(あるいは値上げ)した金額が実際の売価になります。
横文字で「リストプライス」と呼ばれる場合もあります。

 

 

 

オープンプライス1

それを踏まえて、メーカーさん側で希望小売価格を設定していない商品のお値段が「オープンプライス」です。
メーカーさんは公式のお値段を付けていません。
その商品をいくらで売るかは、完全に売る人任せです。

 

オープンプライス2

オープンプライスのメリットは、希望小売価格が無いことです。
作る人、売る人、買う人の順に、オープンプライスのメリットを見ていきましょう。

作る人のメリットは、ブランドイメージを損なわれるリスクが減ることです。
基準となる希望小売価格が無いので、売る人は「驚異の50%引き!」とかの表現が使えません。

 

これによって「あそこのメーカーの商品、すぐ値引きされるし、もう少し買うの待とうぜー。どうせ3か月後には半額になるって」のように、買う人にしょぼく見られるリスクが下がります。

 

売る人のメリットは、価格を好きに設定できることです。
仮に、1000円の商品を赤字覚悟の100円で売りたいとしましょう。
希望小売価格があると、表記としては「驚異の90%引き!今ならたったの100円(メーカー希望小売価格1000円)」になります。

 

このとき、実際に1000円で売った実績が無いと、二重価格表示になっちゃう可能性があります。
オープンプライスなら、基準になる価格が無いので「大特価!あの商品がたったの100円!」と書くことができます。

 

一方のデメリットも、希望小売価格が無いことです。
作る人、売る人、買う人の順に、オープンプライスのデメリットを……見ていこうと思ったのですが、面倒くさいのでまとめて書きます。

 

基準になる価格がないことです。

基準になる価格が無いので、作る人と売る人の間で、今までのような希望小売価格をベースにした価格設定やお値段交渉ができません。

 

また、買う人はそのお店に行って実際に確認しない限り、商品のお値段を確認できません。同じ商品が、あっちのお店では100円だったのに、こっちのお店では1000円だった、ということもあるでしょう。

 

それが、オープンプライスのデメリットです。

「希望小売価格があまり意味をなさない、むしろ邪魔!」となったのが、オープンプライスの生まれた理由だと考えています。

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